焼酎甲類。
身近にあるけど違いが分からない未知の酒。
自慢じゃないですが、私この半年ほどで40種類以上の焼酎甲類を飲んできました。
日本広しと言えど、こんな変わった偉業を成し得たのは私ぐらいじゃないでしょうか？
※詳しくはカテゴリー「甲類焼酎」をチェック！
そんな「甲類博士」と言っても過言ではない私の飲んできた甲類焼酎のおススメを今日は特別にご紹介したいと思います。
その前に、「甲類焼酎ってどれも一緒」じゃないですよ。
大きく分けて4分類に分けることができますので分類ごとのおススメをご紹介します。
約半年間の総まとめです。
では早速参りましょう！
１.糖蜜オンリー系
これは、原料が糖蜜のみの甲類焼酎で出来ているものです。お安い大容量PETの多くはこれに分類されます。
テイストの特徴は「甘味」。原料が糖蜜なのでこれが際立つのは当然ですね。
おすすめその１．宮崎本店 「キンミヤ焼酎」
何と言っても癖の無いスッキリしたテイストがイイ。
「ホッピーにはキンミヤ」は有名ですよね。
詳しくは下記参照。
おすすめその２．アサヒビール「大五郎」
定番中の定番だが侮るなかれ。
純水使用のこだわりがスッキリ・まろやかなテイストを作っています。
詳しくは下記参照。
おすすめその３．メルシャン「三楽焼酎 TAKUMA 匠磨」
実にまろやかで癖がない。
このまろやかですっきりしたテイストはロックでも何でも行けます。
メルシャンの甲類は総じてクオリティが高い。
詳しくは下記参照。
２.複数ブレンド系
これは、原料が糖蜜の甲類焼酎意外のものをブレンドしたものです。
具体的には、「大麦」「麦」「とうもろこし」などを主原料として作った甲類焼酎を混ぜています。
テイストの特徴は「のみやすさ」「旨味」。ブレンドの比率で甘さやまろやかさに特徴が出てきます。
おすすめその１．サントリー「SUPER樹氷」
「ジャパニーズウォッカ」のネーミングは伊達じゃない。
糖蜜焼酎未使用のウォッカに限りなく近い焼酎。
詳しくは下記参照。
おすすめその２．アサヒビール「SAZAN」
とうもろこし由来の甘い香り。そしてまろやかなテイスト。
なかなか店頭で見かけない難い奴です。
詳しくは下記参照
おすすめその３．宝酒造「ピュアパック」
純水使用でスッキリまろやか。加えて大麦・とうもろこし由来の焼酎もブレンドされてテイストのバランスもとれています。
詳しくは下記参照。
３.熟成酒ブレンド系
これは、原料が糖蜜の甲類焼酎をベースに熟成酒をブレンドしてテイストに変化を与えたものです。
具体的には、宝焼酎の十八番「樽貯蔵熟成酒」ブレンド等です。
テイストの特徴は、「まろやかさ」。本来「甘味」が勝ちやすい甲類焼酎のテイストにバランスが出て、尚且つ「アルコール感」もまろやかになってきます。
おすすめその１．宝酒造「純」
発売開始40年のロングセラー。樽貯蔵熟成酒１３％配合の黄金比率は半端ない。
このテイストはヘタな乙類をしのぎます。
詳しくは下記参照。
www.bansyaku.com
おすすめその２．合同酒精「ビッグマンプレミアム」
樽貯蔵熟成酒４０％使用の琥珀色の1本。
ウィスキーを思わせるテイストが魅力です。
詳しくは下記参照。
おすすめその３．サントリー「大樹氷」
大容量でコスパもいい！なのに長期熟成酒３％配合のまろやか仕立て。
価格に見合わないテイストが魅力です。
詳しくは下記参照。
４.乙類ブレンド系
これは、これは、原料が糖蜜の甲類焼酎をベースに乙類焼酎（麦焼酎・米焼酎）をブレンドしてテイストに変化を与えたものです。
テイストの特徴は、「乙類感」。ブレンドした乙類焼酎の風味を感じつつ、甲類焼酎ならではのスッキリ感も出る感じです。
おすすめその１．サッポロビール「トライアングル」
糖蜜・とうもろこし・大麦が原料の甲類焼酎に麦焼酎をブレンド。
4種のお酒が織りなすバランスのとれたテイストが特徴。
詳しくは下記参照。
おすすめその２．合同酒精「グランブルー」
知床らうす深層水を使用してスッキリと。
糖蜜原料の甲類焼酎に米焼酎をブレンドしてフルーティーに。
実に旨い。
詳しくは下記参照。
おすすめその３．アサヒビール「GOLD SUN 燦 」
麦焼酎を思わせるまろやかな味わい。
穏やかなアルコール感。プレミアムな1本。
詳しくは下記参照。
いかがでしたでしょうか？
なるべくメーカーが偏らないように、大容量サイズで買えるお得なものからちょっとお高めのプレミアム系まで幅広く紹介してみたつもりです。
でもまだ未知の甲類焼酎がいっぱいあります。
これからも甲類焼酎を楽しみたいと思います。
